2012年1月30日月曜日

Common Lispを始める

楕円曲線の有理点を求める上で,どうしてもCommon Lispプログラムを走らせる必要が生じCommonLispを始めました。そこで開発環境導入の経過をメモする。
現在3台マシンがある。
① EPSON pentium D 2.5G Windows XP Pro ---本人専用
② NEC Celron 2G Windows XP Home ---家族共用
③ SOTEC pentium Ⅲ 800MHz WindowsXP+LinuxのマルチOS---PC研究用
主に①を使用している。
1 最初①にネットより開発環境CLISPを入手し,インストールする。インストールは何の問題もなく出来たが,いざCLISPを起動すると,起動中にいきなり ジャーンと「Windows-ディスクがありません」という今まで見たことのな重大いメッセージが出た。メッセージをキャンセルするとCLISP自体は正常に立ち上がり,機能も正常に動作する。しかしこのメッセージが心臓に悪いので何とか解決方法が無いかとネットで調べたら,色々具体的な対処方法があったので全てそれらを実施したが,解決しなかったので,①へのCLISPの導入は諦めた。
2 ③にCLISPをインストールし,起動すると重大警告はでず正常に立ち上がり,問題なく使える。
3 ②にもCLISPをインストールし,起動すると正常である。機能も問題ない。CLISPは②か③で使うことにした。
4 しかしどうしても①でCommonLispを走らせたいので,LispBoxをインストールしテストしてみた。
  起動,機能も正常であるが,肝心のソースファイルのコンパイルが出来ない。色々テストプログラム試してみたが全部compile failedでコンパイルに失敗してしまう。LispBoxも諦めた。
5 最後の望みとして,余り興味のなかった「xyzzy」という変な名前のCommonLispに準拠している開発環境テキストエディタを導入してみることにした。最新版をダウンロードしインストールする。問題なく起動し,機能も正常であるみたいだ。だが何分ネット上の説明では丁寧な基本的操作については殆どない。EmacasはテキストエデタとしてLinuxで使っていたので若干の知識があるが,xyzzyをネット上の情報だけで自力で使いこなすことは無理だと思い,これも諦めようと考えた。
6 しかし,偶然にxyzzy lispの基本操作について丁寧に解りやすく説明したページが見つかったので印刷し,その通り操作してみると,最も知りたかったソースプログラムの読み込みと実行の方法が分かったのである。これが出来た時は天にでも昇る喜びを感じた。これは慶応のkurayaさんブログからであった。

2012年1月10日火曜日

Pari/GPでの楕円曲線有理点の加法計算

楕円曲線の有理点群を計算しているとき,偶然にPariでは次の事が起こることが判明いした。
E:y^2=x^3-x^2-9x+9
の捻れ群の生成元は[3,0],[1,0]である。Pariでその和[3,0]+[1,0]を計算すると
> elladd(E,[3,0],[1,0])
%1=[-3,0]
でこの結果は正しい。然し,楕円曲線を
E1:y^2=x^3-x^2-9x
とし,楕円曲線E1上にない有理点[3,0],[1,0]についてその和をPari で計算すると
> elladd(E1,[3,0],[1,0])
%2=[-3,0]
加法の結果が表示される。[-3,0]もE1の有理点ではないし,そもそもこの加法は定義されたものでなく,結果は無意味であるがエラーせずに表示される。ソフトの改善が必要と考えるがどうだろうか?
因みに任意の楕円曲線で,曲線上にない任意の有理点について上記の操作をするとやはり意味不明の有理点が結果として出力される。

2012年1月8日日曜日

2012年1月7日土曜日

3次曲線の2つの見方(1)

シルバーマン/テイト著「楕円曲線論入門」で,楕円曲線
y^2=x^3+ax^2+bx+c
をt=x/y,s=1/yと変数変換したときの3次曲線
s=t^3+at^2s+bts^2+cs^3
において,実x-y平面での曲線の形とs-t平面での曲線の形を比較して表示しているが,x-y平面で曲線はその通りになりますが,s-t平面では部分的には一致しますが全体的には可也違うものである。具体的にどのような3次曲線ならs-t平面で本のような形になるのか理解できなく困っている。
曲線画像を添付したいのだが,ブログを始めたばかりでよくその使い方がわからないので,画像の乗せ方が解ったら乗せるつもり...

はじめに

数論を始めました。フェルマ最終定理に挑戦します。